パレスチナの男の子のラッパーMC Abdulくん
9歳でラップと歌の作詞を始めたAbdulくん
彼のラップは流暢な英語で反戦と平和への明確なメッセージが込められている。
爆撃でこわされた建物が背景に映っていて、見ていてとても生々しいが、
彼は、ガザからこのリアルを伝えたい、と
音楽でメッセージを伝える事を選択した。
MC Abdulくん 現在15歳
海外では彼のYou tube再生数も注目浴びていますが、残念ながら
日本語での彼の記事が見つからなかったので、
是非注目してシェアして下さい。
この時のラップはわずか12歳とは驚き ↓
MC Abdul - Shouting At The Wall (Official Video)
「Shouting at the wall 」
壁に向かって叫ぶ
この曲
聞いてみてざっくり翻訳した感じでは
疲れ果てているよ。
爆弾の音がひどくて昨日の夜も全然眠れなかった。
お父さんがパンを手に入れる為に命の危険を犯して外出しているよ。
建物が爆発で揺れる度に
弟を守る為に部屋の隅っこに隠れているよ。
僕は国民の自由を望んでいます。
200万人の囚人がこの場所に住んでいて
壁に向かって叫んでも何も変わらない
それが占領下で生きる人生だ。
夜に飛んできた爆弾によって
妹は眠れず泣いていた。
だから僕は花火だと言ったので僕は妹に嘘をついていました。
マイクは可能な唯一の脱出方法です。
なぜなら、それが私の考えを話す方法だからです。
彼のインタビューも見たけれど当時12歳の割に本当にしっかりしていて
常に死と向き合いながらもラップをリリックノートに書き溜めているそう。
英語でラップをする理由も英語だと世界中の人に自分のメッセージが伝わりやすいし、
ラップを始めた理由も音楽からこの現状が世界中に伝わって欲しいという理由からだそう。
昨今の日本のデイスりあいのラップや、ゴールドチェーンつけてブリンブリン
と違って幼い彼のリアルライフは、爆発音に瓦礫とシーツに包まれた死体、
これが生きているんだってゆう証なんだとばかりに
力強い反戦へのメッセージを発信しています。
彼のインスタ
最近の情報アップデートされていますよ。
遡る事🇵🇸パレスチナラップが認知度を得たのは、
1999年に結成されたパレスチナ初のラップグループ
DAMとゆうグループが初めて
メンバーはイスラエルのパレスチナ地区に住むアラブ人。
彼らは公共の場では努めてアラビックを話さず
ふだんはイスラエルの公用語であるヘブライ語を話し、ラップでは英語と
アラビックを織り混ぜたオリジナルスタイルで、
リリックは主にイスラエルによる占領、抑圧、差別との闘い、貧困、麻薬、女性の権利などをテーマとしており、日本でも映画が公開されたので
予告がありました。↓
彼らの影響を受け、現在パレスチナンラップのサイフアーが
見られます。みんな本当にシリアスですが力強く生きています。
راب شارع فلسطين 🇵🇸 ( ارض كنعان ، انا فلسطيني ، اوتشا )
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